(一社)日本フードアナリスト協会（東京都千代田区）は２月17日、第84回（令和７年《2025》２月期）「ジャパン・フード・セレクション」受賞商品を発表した。「食品・飲料部門」で受賞した米穀関連商品は以下の通り。
「ジャパン・フード・セレクション」は日本初の食品・食材評価制度で、２万3,000人のフードアナリストが100のチェック項目で得点をつける絶対審査方式で評価、毎月表彰している。
【グランプリ】
Gift＆Stock 魚介のリゾット缶3種3缶入り
岩手缶詰㈱（岩手県釜石市）
《評価されたポイント》
△缶詰を開けて調理いらずで食べられ、備蓄食として活用できる
△地元の魚介の美味しさが生かされた本格リゾット
△味付け、米の歯応えが絶妙で冷たいままでも美味しくいただける
△たっぷり入って食べ応えがあり、缶詰として長期保存が可能
△それぞれ違ったテイストで備蓄食をお洒落に楽しめる
△缶のデザインがカラフルでお洒落、ギフトとしても喜ばれそう
△被災地からのみやげ備食の提案に強いメッセージ性と説得力がある
【グランプリ】
はるさめスープ太平燕
西日本食品工業㈱（熊本県熊本市）
《評価されたポイント》
△春雨の弾力が強く食べ応えがあり、お腹も満たされる
△パッケージのＱＲコードからレシピにアクセスできるのが良い
△健康志向の人にも向いていて支持層が厚い
△春雨のツルツルしこしこした食感がとても良い
△手ごろな価格で手に取りやすく、アレンジが楽しめる
△国産春雨を使用しているので安心感がある
△深いブルーのパッケージは上品で目を引く
【グランプリ】
妙高産コシヒカリはさかけ米
農業生産法人 妙高ライス㈱（新潟県妙高市）
《評価されたポイント》
△自然乾燥で引き出された甘味と旨味が特別な味わいを演出する
△手間を惜しまない稲架木乾燥が質感と風味を際立たせている
△保存料や着色料を使用せず安全性と健康志向への配慮がある
△炊き上がりのふっくら感と柔らかな粒立ちに特別感がある
△クラフト紙パッケージが保存性と美観を両立し贈答品に好適
△ＳＮＳ活用で製法やストーリーの魅力を発信している
△地域資源を活かした独自のブランディングがされている
【グランプリ】
純米大吟醸 長期氷零下熟成 天恵楽 CLASSIC
㈱よしかわ杜氏の郷（新潟県上越市）
《評価されたポイント》
△純米大吟醸酒特有のコクと甘味がしっかりと感じられる
△フルーティーで華やかな香りが素晴らしい
△とても透き通った味わいで、後口もスッキリとしている
△原料米が酒米の王と言われる山田錦、地元産のものである
△水は尾神岳の伏流水を使用し、水質検査の実施もしている
△天の恵みを楽しむ、天恵楽というネーミングが良い
△グリーンのボトルが高級感を醸し出している
【金賞】
亀甲せんべい
㈱いたに萬幸堂（大阪府柏原市）
《評価されたポイント》
△生地の軽やかな甘さとフライビーンズの塩味のバランスが良い
△チャック付きのパッケージが大変ありがたい
△中高年層をターゲットにしているのが分かりやすい
△お客様相談体制がしっかりしていて素晴らしい
△ロングセラーとして長く愛されていることが伝わってくる
△部分水素添加油脂不使用のショートニングを使用している
△保存料等を使用しておらず、安心して口に入れることができる
