「再生二期作」の普及に向けたクラウドファンディングの募集が始まっている。
㈱じゅんちゃんファーム(静岡県浜松市)が汎用型コンバイン購入に充てるため、事業投資型クラウドファンディング「セキュリテ」(ミュージックセキュリティーズ㈱運営)で「お米を増やして日本の食卓を守る農家ファンド」を募集しているもの。募集期間は1月31日~7月31日、募集金額は600万円。特典は、一口につき、自社栽培米「にじのきらめき」5㎏(送料・税込4,580円相当)。
「再生二期作」とは、農研機構(農業・食品産業技術総合研究機構)が開発した新技術で、従来の二期作と異なり、一度の移植(田植)で2回の収穫が出来るもの。一期作目の収穫の後、刈り取った稲(地際から40㎝残す)の切り株から茎を再生させ、もう一度稲穂を実らせて2回目の収穫を行うため、二期作目の育苗や移植が不要になる。


