JNTO(日本政府観光局)は2月19日、インバウンド(訪日来客数)統計を公表した。それによると、今年1月の訪日外客数(推計値)378万1,200人は前年同月比+40.6%にあたり、単月として過去最高を更新。昭和39年(1964)の統計開始以来、単月として初めて一挙に370万人を突破、同月過去最高記録を12か月連続に伸ばしている。JNTOは、この要因を「昨年は2月だった春節(旧正月)が1月だったため、アジアの多くの市場で春節に合わせた旅行需要の高まりがみられたほか、ウィンタースポーツ需要などによりオーストラリアやアメリカなどを中心に前年同月に比べ一層の旅行者数の増加があった」と説明している。
