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タイガー魔法瓶「知っておくべき自炊術とNG行為」

 タイガー魔法瓶㈱(大阪府門真市)PR事務局はこのほど、「今年一人暮らしデビューをする人に向けて、新生活で知っておくべき自炊術・意外と知らないNG行為」を明らかにした。

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「電気圧力鍋」が最強説?

 電気圧力鍋は、炊飯ができるほか、多数レシピの予約調理も可能。〝ほったらかし〟調理ができる点が魅力の一つ。春夏の予約調理も先に調理し、保温するので、腐敗の心配が少ない。時短&ラク家事を叶える便利家電。

 ○ ながら家事可能……通常の鍋と違って、吹きこぼれや焦げ付きの心配もなく、火加減を気にする必要なし。調理している間、仕事をしたり、子どもと一緒に過ごしたり。時間を有効に活用できる。
 ○ 炊飯も可能なオールインワンな調理家電……米の甘みを引き出したおいしいごはんが炊ける。数十種以上の料理に対応するほか、炊飯器としても活躍する。
 ○ 予約調理でも腐敗しにくい……材料が腐敗しにくいよう、予約設定完了直後から加熱開始⇒保温⇒出来あがり10分前に温めなおし――というフローを採用。そのため、夏場でも朝にセットして、夕食時間に出来たての温かい料理を食べられる。

実は…米を事前に吸水
させずに炊飯してOK

 昔の炊飯器では必須だった「吸水」工程。現在の炊飯器は、吸水時間も考慮した上でプログラムが設計されているので、事前に吸水させなくても大丈夫。なお、「早炊き」の場合は吸水工程をカットしているため、その分時間が短縮されている。そのため「早炊き」の場合、少し固めに炊きあがる仕組みとなっている。

調理機能付きでない一般の炊飯器で「炊飯以外の調理」は、
そもそもNG

 調理機能が付いていない炊飯器を炊飯以外の用途で使用すると、様々な危険性がある。調理コースが搭載されていない炊飯器では、基準と異なる水の量や材料を入れると、水が早く蒸発してしまい、内鍋が焦げる恐れも。また圧力式の炊飯器では、炊く時にかかる圧力で中の材料が調圧孔をふさいでしまい、内圧が高くなって中身が吹き出す危険性もある。以下は、調理メニュー搭載の炊飯器でもNGな使用例。
 ○ ポリ袋を使った料理(湯煎)
 ○ 多量の油を入れる料理
 ○ とろみがついた料理
 ○ 葉物野菜を使った料理
 ○ 膨張しやすい・煮炊きで分量が増える食材の料理

そのお米の研ぎ方、古いかも?
「水の中で長時間研ぐ」
「透明になるまで研ぐ」はNG

 水に浸ける時間の目安は約10秒まで。水を交換して研ぐのは2~3回程度が目安す。昔は精米技術が低く、米に多くの米糠が残っていたため、しっかり研ぐ必要があったが、精米技術が向上した現代の米は、表面についた米糠やごみを洗い流す程度で良いとされている。

正しく計量し、冷たい水を入れて軽くすすぎ、すぐに水を捨てる。
 正しい米の計り方……計量カップですり切りなどを使って計る
NG:ゆすって米を振り落としたり、米を押さえつけたりするのは、誤った計り方。

手を軽く握り、やさしくかき混ぜるようにして米を研いだら、新しく水を注ぎすぐ捨てる。これを2~3回繰り返す。
 米を研ぐ際、水は…軽くすすぎ、すぐに捨てる。米を水に浸けるのは約10秒まで。
NG:水の中で長時間研ぐと、米に米糠のにおいがついたり、米がやわらかくなったりする。
 正しい研ぐ回数……水を変えて研ぐのは2~3回程度が目安
NG:水が透明になるまで研ぐと、米の旨み成分や甘み、栄養分まで水に流れてしまう
NG:約35℃以上の湯を使うと米の温度が上がり、米の吸水力が高まるため、米糠のにおいを吸収してしまう。さらに炊きムラが出る原因にも

冷たい水を水目盛りまで入れて、炊飯する。

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