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決算

木徳神糧、令和6年12月期の米穀販売数量は過去最低

 米穀販売大手の木徳神糧㈱(東京都千代田区)の米穀販売数量が、過去最低を記録していたことが判明した。2月26日に公表した令和6年(2024)12月期決算説明資料のなかで明らかにしたもの。
 それによると令和6年12月期の米穀販売数量は35万83百t(▲7.1%)で、内訳は国産精米17万08百t(▲0.5%)、国産玄米9万39百t(▲10.8%)、外国産精米9万35百t(▲13.7%)と軒並み減少した。
 ところが既報の通り決算では増収大幅増益で、営業利益、経常利益、最終益(当期純利益)いずれも過去最高益を更新している。このうち主力の米穀事業は、何よりも単価上昇によって、売上高965億66百万円(+5.2%)、営業利益26億43百万円(+10.9%)の増収増益を計上した。
 なお木徳神糧㈱の売上高は、国内米穀販売業者(卸売業者)のなかで、㈱神明、全農パールライス㈱に次ぐ3位につけている。

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