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相場

堂島コメ平均、2月限が初の納会

 ㈱堂島取引所(大阪府大阪市西区阿波座)で取引されていた「米指数先物取引(堂島コメ平均)」の令和7年(2025)2月ぎりが2月28日、初の納会日を迎えた。昨年8月13日に底値の「17,200円」で新甫発会した2月限は、割と小刻みに上げ下げを繰り返しながら、しかし基本は上げ基調で進み、納会日の前日、最高値の「27,500円」をつけたものの、「現物コメ指数(主食用平均米価)」に260円ほど引き戻され、「27,240円」で着地した。下図には参考までに、相対取引価格(全銘柄加重平均)もプロットしてみた。値動きとしてはほぼ重なっているから、その意味では先物としての「機能を果たしている」と言えそうだが、「相対価格の当てっこゲーム」(公の場での有我渉社長の発言)を標榜しているものを果たして「先物」と称していいものか、いささか判断に迷う結果となった。プレイヤー(取引参加者)の数が増え、出来高も増えて流動性が高まれば、また違った見方も出てくるはずだ。3月3日からは、令和8年(2026)2月限が新甫発会する。

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