コンビニチェーン「ローソン」を展開する㈱ローソン(東京都品川区)は7月15日から、「冷凍おにぎり」の取り扱いエリアを拡大する。現在の茨城・栃木・埼玉・千葉・東京・山梨の約1,700店舗から、関東・東海・北陸・近畿・中国・四国の約9,800店舗に拡大するもの。全店の約7割にあたる。
今年2月に都内の約400店舗からスタートし、5月から約1,700店舗に拡大。今年11月までに約2,000店舗、来年9月までに約4,000店舗、令和8年度(2026)中に国内の冷凍ケースがある全店舗に拡大――との目標を掲げていたが、「工場の製造ラインの拡張によって冷凍おにぎりの増産体制が整った」ことから、大幅に前倒ししたものだ。
「冷凍おにぎり」は、電子レンジで解凍して食べる商品。「一括製造し作り置きするため、製造コストを削減できることから、常温おにぎりに比べ価格を1~2割抑えることが可能」、「冷凍状態のため賞味期限が約1年あり、食品ロス削減に繋がる」、「通常のおにぎりの配送回数が1日2回なのに対し、冷凍おにぎりは1日1回でストックも出来るため、物流効率の改善とCO2排出量削減にも繋がる」としている。ラインナップは以下の通り(いずれも価格は税込)。
ローソン、全店の7割に冷凍おにぎり販売拡大
