最も生産量の多い酒米(酒造好適米)品種「山田錦」。だが適地が温暖地のため、米どころであるにもかかわらず「新潟では寒すぎて育たない」と言われていた。この逆境を乗り越え、「新潟産山田錦」が誕生した。
新潟県山田錦協議会(新潟県長岡市)と農業生産法人㈲エコ・ライス新潟(新潟県長岡市)が、大手酒造メーカー㈱獺祭(山口県岩国市)と連携して作り出したもの。挑戦6年目にして昨年、「最高を超える山田錦プロジェクト 2024」で「新潟産山田錦」がファイナリストに選出された。この米で醸した日本酒「新潟獺祭」の完成を記念して8月8日、長岡グランドホテルで、お披露目会「新潟獺祭を味わう会」を開催する。参加費は税込1万円、定員50人。申込はエコ・ライス新潟オンラインショップから。

