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新事業

ロボット稲作で生産した米粉、販売チャネル拡大

 ロボットメーカーの㈱テムザック(京都府京都市)は7月29日、〝ロボット稲作〟で生産した米粉「雷粉らいこ」の販売チャネル拡大を発表した。
 同社は令和4年(2022)に延岡市(宮崎)、(一財)北浦町農業公社(宮崎県延岡市)と連携協定を締結し、米粉品種に特化したロボット稲作事業を開始。自社開発した農業ロボット「雷鳥シリーズ」などを用いて生産した米粉が「雷粉らいこ」だ。
 令和4年(2022)12月から販売を開始し、延岡市がふるさと納税返礼品に採用。今年7月9日から、米粉スイーツ専門店「BEIKA」を運営する㈱GOCHISOU(京都府京都市)が「雷粉らいこ」と「雷粉らいこのスモアクッキー」のEC販売を開始。
 新たな販売チャネルとして、7月25日から、延岡市の道の駅「北川はゆま」「北浦」「北方よっちみろ屋」の3店舗で販売を開始した。
 またパウンドケーキ&クッキーのネットショップ「イグレック」では、雷粉らいこを使った「米粉ミニサブレ」などを昨年から販売しており、今年8月27日~9月2日には阪急うめだ本店(大阪府大阪市)でポップアップ出店も予定している。

テムザックが開発した農業ロボット「雷鳥シリーズ」

雑草防除ロボット「雷鳥1号」
多機能ロボット「雷鳥2号」
(収穫アタッチメント搭載)
害獣駆除ロボット「雷鳥3号」
多機能ロボット「雷鳥2号」(耕起アタッチメント搭載)
「雷鳥1号」(播種対応モデル)
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