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iNSIGHT飯稲米

【iNSIGHT飯稲米】見通し不在で探る新米相場の行方・前篇

 農林水産省は、需給見通しを「示さなかった」。とはいえ、厳密に言えば「示さなかった」のは今年から来年にかけての需要量〝だけ〟であって、足許の需給環境が〝ジャブジャブ〟なのは、誰の目にも明らかだ。ところが令和7年産米のスポット相場は、上げ基調にある。需給環境からは逆行していると言える。早期に需要量見通しを示した上で、今のうちに再び相場を冷やす示威行動に出る必要がある。小泉進次郎農相は、ことあるごとに需要量見通しを算出する「最終局面に来ている」と口にするのだが、いっこうに出てくる気配がない。こちらとしては、てっきり来年度予算の概算要求とセットで、つまり8月末頃に示すものと考えていたのだが、農林水産省は「次に需給見通しを示すのは本来であれば10月末だが、そうもいかないので、9月にも示せれば」と及び腰だ。以上の素材をもとに、前後篇で今後の相場の行方を占っていく。なお以下の前篇・有料記事分をご覧になった方々には、後篇を無償で提供する...
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