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iNSIGHT飯稲米

【iNSIGHT飯稲米】見通し不在で探る新米相場の行方・後篇

 前篇では、今後の相場の行方を左右する要素を、大きく3つあげた。これに基づき後篇では、3つの要素ごと、いよいよ具体的な相場の行方を探っていく。

1.改・需給見通し示す時期と中身

 確かに農林水産省は今回、今年7月~来年6月の需要量見通しを「示さなかった」。しかし足許の需給環境が〝ジャブジャブ〟なのは、誰の目にも明らか。にもかかわらず令和7年産米のスポット相場は、上げ基調にある。だから数値として需要量見通しを示すことで、「このままでは値段を下げなければ捌けなくなりますヨ」と突きつける必要がある。  盆明け来週には、関東産新米(早場米)の出回りが本格化する。だからこちらとしては、てっきり来年度予算の概算要求とセットで、つまり8月末頃に示すものと考えていたのだが、農林水産省は「次に需給見通しを示すのは本来であれば10月末だが、そうもいかないので...
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