穀物機械メーカーの㈱サタケ（広島県東広島市）は９月２日から、ＲＣ（ライスセンター）や精米工場向け生産支援システム「KOMECT」と、ウォーターセル㈱（新潟県新潟市）の営農支援アプリ「アグリノート」との機能連携を開始した。
これにより、「アグリノート」に登録された圃場の情報を「KOMECT」に取り込むことが出来るようになり、「KOMECT導入時の圃場登録作業の負担が大幅に軽減される」。また「アグリノート」では住所地番の情報さえあれば圃場情報を登録できる「圃場登録代行サービス」を提供しており、このサービスを活用すれば、「アグリノート」に圃場情報を簡単に登録できる。
「KOMECT」は、『「データで支えるお米づくりと食の未来」をコンセプトに、米づくりに携わる生産者から共同乾燥施設、精米工場、炊飯工場に至る全ての工程を可視化してデータ活用できる』もの。今年４月１日から、ＲＣ（主に大規模生産者）向けKOMECTの先行販売を開始している。
「アグリノート」は、農場を航空写真マップで可視化し、農作業や圃場の管理やスタッフ間の情報共有をサポートする営農支援アプリ。ＰＣブラウザのほか、専用のアプリを利用することで、スマートフォンやタブレットからも農作業記録や作物の生育記録の入力・閲覧ができる。
