八海醸造㈱(新潟県南魚沼市)は9月11日、新商品「純米大吟醸 八海山 雪のなかの酒」を数量限定で発売した。50%まで削った国産米を原料に醸した。アルコール分17度、希望小売価格4,400円(消費税込)。
八海醸造㈱は複合施設「魚沼の里」で、1,000tの雪を蓄えることで通年およそ4℃前後の室温を保つ天然の冷蔵庫「八海山雪室」を運営している。姉妹品「純米大吟醸 八海山 雪室貯蔵三年」が「八海山雪室」で3年間熟成させた製品なのに対し、新商品はこの雪室貯蔵を想定して仕込んだ酒を、あえて〝貯蔵前〟に製品化したもの。「淡麗でありながら米の甘味と旨味が調和し、熟成を経る前ならではの透明感を感じることが出来る」とアピールしている。
