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施策・政策

小泉農相、備蓄米放出で苦境の倉庫業者問題も「検討会で議論」へ

 小泉進次郎農相は9月12日の閣議後定例会見で、設置を検討している「備蓄に関する意見交換会」のなかで、いわゆる保管料問題も議論の俎上に乗せる考えを明らかにした。「政府備蓄米の大量放出によって、これまで入ってきた保管料収入を得られず、経営が立ちゆかなくなっている倉庫業者への対応」を問われ、答えたもの。このなかで小泉農相は、「政府備蓄米の管理運営は、委託先民間業者を通じて民間倉庫業者が担っており、契約ではあらかじめ保管期間や数量を定めることなく、保管単価のみを定め、実際に保管した期間と数量に応じて保管料を支払う仕組みになっている。しかしながら倉庫業者から、備蓄米の売渡によって自ら見込んでいた収入が得られないとの声があがっていることは承知している。これら課題も含め、設置を検討している備蓄に関する検討会のなかで、政府備蓄米の保管のあり方についてもご議論考えている」としている。

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