農林水産省は９月19日、米穀末端価格の３つのデータを更新、公表した。それによると９月８日（月）～９月14日（日）のスーパーなど量販店頭価格（５㎏あたり精米）は、ＫＳＰ－ＰＯＳで前週日＋120円の4,275円、日経ＰＯＳで▲184円の3,875円、小売店パネルで＋143円の4,043円と、上げ下げ混在するなか再び３指標のうち２指標で4,000円台を形づくった。ＫＳＰ－ＰＯＳだと4,000円台は２週連続。備蓄米が払底し、流通の主体が新米に移行したためとみられる。これにより売れ行きが鈍っており、いよいよ「値上がりで需要が逃げる」傾向が顕著になってきた。
ＫＳＰ－ＰＯＳ
日経ＰＯＳ
小売店パネル
