福島の矢吹町は10月15日、矢吹町オリジナル「カブトエビと育むやぶきのお米」新米のお披露目会を開く。矢吹町が平成19年（2007）から東京農業大学と連携して実施している「田んぼの学校」で育てたもの。近年、圃場にカブトエビの定着が確認できたことから、収穫米に名づけた。カブトエビは雑草の新芽を食べ、水を掻き濁らせることで雑草の光合成を阻害、結果的に雑草の成長を抑制することから、「田んぼの草取り虫」との俗称がある。
「田んぼの学校」は、矢吹町お米ＰＲ大使を務めるタレント・大桃美代子さんを校長に迎え、町内の小学５年生およそ300人が参加している。