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事故

ミニストップおにぎり店内加工、まず直営店で再開

 イオングループを統括する純粋持株会社イオン㈱(千葉県千葉市)は9月1日、子会社のミニストップ㈱(千葉県千葉市)が展開するコンビニチェーン「ミニストップ」で中止していた手づくりおにぎり(店内調理)を、10月15日から直営店で再開したと発表した。加盟店では10月24日から順次再開する計画。
 ミニストップでは8月9日から手づくり弁当・おにぎりの製造を中止、8月18日には店内加工惣菜の製造も中止していた。社内調査の結果、判明した「消費期限表示の不正」は、
・店内厨房で製造した商品に、本来であれば製造後速やかに消費期限が記載されたラベルを貼付し販売すべきところ、一定時間ラベルを貼付せず、消費期限を延長して販売
・いったん売場に陳列した商品に、再度消費期限が記載されたラベルを貼付する――など。
 10月3日、4日に直営2店舗で新たなマニュアル手順に沿った製造や新たなラベル発行機、厨房内見守りカメラのテストを行い、衛生管理面を確認。これらテスト結果を受けて、再開を決めた。加盟店には、販売希望申請を提出してもらい、再開に向けて製造体制を確認した上で最終「認定」する段取り。再開後の手づくりおにぎり、手づくり弁当、店内加工惣菜は、品目数を以前の70品目から23品目まで絞り込んでいる。

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