政府は10月21日の閣議で、高市内閣の副大臣・大臣政務官人事を決めた。このうち農林水産副大臣には根本幸典氏(自民党、衆・愛知15区)と山下雄平氏(自民党、参・佐賀)、農林水産大臣政務官には広瀬健氏(自民党、衆・大分2区)と山本啓介氏(自民党、参・長崎)を、それぞれ充てている。当たり前だが連立を離脱したため、公明党出身者が姿を消した。政権交代時を除くと、平成14年(2002)以来、23年ぶりのこと。
ねもと・ゆきのり 愛知県豊橋市出身。昭和63年(1988)一橋大経済卒、㈱リクルート(現リクルートホールディングス)入社。国会議員秘書、豊橋市議2期を経て平成24年(2012)初当選。国交政務官、内閣府政務官など。衆院では国交委理事、文科委理事など。党では総務部会長、農林部会長代理、水産部会長代理など。当選5回、昭和40年(1965)生れの60歳。

やました・ゆうへい 佐賀県唐津市出身。平成13年(2001)慶大法卒、㈱時事通信社入社。㈱日本経済新聞社を経て平成25年(2013)初当選。内閣府政務官など。参院では農水委長など。党では水産部会長など。当選3回、昭和54年(1979)生れの46歳。

ひろせ・けん 東京都出身。平成10年(1998)上智大卒、㈱神戸製鋼所入社。退社の翌・令和6年(2024)初当選。当選1回、昭和49年(1974)生れの51歳。

やまもと・けいすけ 長崎県壱岐市出身。平成11年(1999)皇學館大文卒、代議士秘書。県議を経て令和4年(2022)初当選。参院では議運委員、内閣委理事、憲法審査会幹事など。党では県支部連幹事長、参院政審副会長、青年局顧問、女性局次長、農水団体委副委長、国防副部会長、水産副部会長など。当選1回、昭和50年(1975)生れの50歳。
