佐賀県農協は10月25日、佐賀県オリジナル水稲新品種「ひなたまる」のデビューを記念し、JR佐賀市駅前の「さが風土館 季楽 直販本店」で、試食販売イベントを開催する。
「ひなたまる」(佐賀69号)は、佐賀県農業試験研究センターが「関東263号」と「西海291号(つやきらり)」を交配した中生の主食うるち。「ヒノヒカリ」や「たんぼの夢」といった県産主力品種の後継品種として、それらの〝弱点〟をカバーする目的で開発した。このため高温条件下でも安定した品質を維持できるほか、トビイロウンカや葉いもちといった病害虫に強い耐性を示す。また「ヒノヒカリ」に比べ2割ほど多収で、「ヒノヒカリ」と同等の良食味を備えている。

