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調査統計

「寿司の機械化」9割が抵抗感なし、鈴茂器工調べ

 米飯加工機械などの製造メーカー、鈴茂器工㈱(東京都中野区)は10月24日、「寿司の機械化」に9割が抵抗感を抱いていないとする調査結果を明らかにした。
 「日本食・寿司に関する意識調査2025」は今年9月19~20日、20~60歳代の男女600人(有効回答数)を対象に、インターネット上で実施したもの。

 それによると、「日本食と聞いて思い浮かぶ」1位は「寿司」(79.0%)が断トツ。「海外の人に薦めたい日本食」も、「寿司」(63.8%)がトップとなった。

 その寿司の喫食頻度は、「月1回以上」が46.4%と半数近くに達した。また「寿司を食べたくなるシーン」(複数回答)は、①「ハレの日など特別な日」40.8%、②「仕事帰りや週末のごほうび」34.3%、③「家族の食事」32.2%の順。ハレの日もさることながら、特に若い世代を中心に、「寿司が手軽な日常食として浸透していることが分かった」と分析している。

 「スーパーなどの寿司がロボットで握られていることの認知度」は6割と高く、「機械で握った寿司」に対しては、合わせて9割がポジティブな印象を抱いている。ただし、わずか10.7%ながら「抵抗感がある」声も確実にあって、「大多数の支持と少数の不安が共存している」と表現している。

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