米穀のスポット取引業者㈱クリスタルライス(東京都中央区)は10月30日、取引会の開催に伴い、その上場概要を明らかにした。それによると、上場数量は2万1,674.64tで、前回比+18.5%、前年の6倍増の規模となった。加重平均上場(売唱え)価格は60㎏33,334円で、前回比▲1,783円、前年比+5,708円。全面的な下げ基調だが、さすがに前年並みまでは下げきっていない。
成約は公表しないが、需給環境がジャブジャブなのは分かっているため、「まだ下がるはず」との期待値から買い控える可能性が高い。

