農林水産省は11月26日、第2回「田植え不要の米づくりコンソーシアム」の開催を発表した。「乾田直播・湛水直播」をテーマに12月17日午後1~5時、東京・霞ヶ関の農林水産省7F講堂で開催する。
「田植え不要の米づくり」とは、直播のこと。日本の稲作は大半が苗を水田に植える(田植)移植農法。そうではなく苗に育つ前の種籾を直接圃場に植えることで「田植」作業を取り除き、省力化と低コストを同時に実現できると期待が集まっているのが「直播」。
ただ直播の単収は、一般的に移植を下回る傾向にあると言われているため、コンソーシアムでは「実践農業者による取組事例の紹介やパネルディスカッションを通じて、取組状況や課題について情報共有を行い、今後の技術の確立に向けた検討を行う」としている。
会議に参加することでコンソーシアムに賛同登録できる。また第2回に参加できなくても賛同登録すれば、今後の活動の情報が得られる仕組み。申込は12月16日まで、専用フォームから。
