㈱ぐるなび(東京都千代田区)は12月3日、令和7年(2025)の日本の世相を反映し象徴する食「今年の一皿Ⓡ」に、「お米グルメ」を選定したと発表した。選定理由は、以下の3点。

・猛暑による不作や価格高騰により、米の安定供給への関心が高まり、食料安全保障の観点からも日本人の主食である米の存在感が改めて認識された。
・玄米や雑穀米などの健康米市場が拡大。備蓄米を美味しく食べる調理の工夫や高温耐性米が注目されるなど、米の新たな価値観が広がった。
・米の流通経路が多様化したほか、米粉、酒、長粒米など活用法も広がり、外食においても様々な米の楽しみ方の提案が加速している。
ぐるなび「今年の一皿Ⓡ」は、今年で12回目。過去の「今年の一皿Ⓡ」は右表の通りで、「米」関係は3度目の選定にあたる。
| 平成26年(2014) | 「ジビエ料理」 |
| 平成27年(2015) | 「おにぎらず」 |
| 平成28年(2016) | 「パクチー料理」 |
| 平成29年(2017) | 「鶏むね肉料理」 |
| 平成30年(2018) | 「鯖(さば)」 |
| 令和元年(2019) | 「タピオカ」 |
| 令和2年(2020) | 「テイクアウトグルメ」 |
| 令和3年(2021) | 「アルコールテイスト飲料」 |
| 令和4年(2022) | 「冷凍グルメ」 |
| 令和5年(2023) | 「ご馳走おにぎり」 |
| 令和6年(2024) | 「うなぎ」 |
