総務省は12月5日、10月の家計調査結果を公表した。それによると「米」(2人以上の世帯全国1世帯1か月あたり)の平均価格が、前月比+23.05円の㎏650.71円となった。6か月ぶりの反発にあたり、今年1月(㎏633.29円)を上回る水準となった。ただ10月の購入数量は、わずかながら減少。これにより1世帯あたりの支出金額総額を押し上げ、前月比+3.1%、前年同月比+48.3%の5,164円となった。令和2年(2020)以来の最高額更新にあたる。
総務省・家計調査結果「米」
| \ | 支出 金額 | 購入 数量 | 平均 価格 |
|---|---|---|---|
| 今年 10月 | 5,164円 | 7.94kg | ㎏ 650.71 円 |
| 前月比 増減率 | +3.1% | ▲0.5% | +3.7% |
| 前年比 増減率 | +48.3% | +3.8% | +42.9% |
〝ライバル〟のパンは、前月比で平均単価、購入数量、支出金額いずれも反発。前年比では平均単価が反発、購入数量と支出金額が続伸している。麺類は、前月比で平均単価が反落したものの、購入数量と支出金額は反発。前年同月比では平均単価が続伸、購入数量は反発し、支出金額は続伸した。

