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相場

【米穀なう相場】売り買いとも「動かない」流通業界/全米工情報交換

 米穀販売業者の間では、売りも買いも(仕入・販売とも)動いていない状態にある。もちろん、あらかじめ計画していた仕入・販売は通例通り動いているものの、スポットの仕入、あるいは販売の新規開拓には動けていない。原因は、令和7年産米の高騰。スポット相場が下げ基調の〝仕入どき〟であるにもかかわらず、先に仕入れた高値玉が捌けておらず、「買おうにも倉庫がパンパンで置場がない」という。全米工(全国米穀工業協同組合、東京都千代田区)が12月4日、都内で開いた東日本情報交換会で明らかになったもの。
 全米工は、加工原料を中心とした米穀販売業者の全国団体で、月に1~2回、同業者同士で玉を融通しあう席上取引会に先立ち、「情報交換会」を開催している。同じ米穀販売業者(卸売業者)の全国団体である全米販(全国米穀販売事業共済協同組合、東京都中央区)に比べて、比較的小規模な業者が多く、集荷業や生産業と兼業、あるいは近しい業者が...
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