おこめ業界用語(リンク)
iNSIGHT飯稲米

【iNSIGHT飯稲米】シリーズ米政策見直し検証 ③需要見通し

 「令和9年度(2027)からの水田政策の見直し」検討に向けて、パーツごとに、それぞれの経緯と課題、検討の方向性(可能性)を連載で整理していく3項目目にして4回目。今回は国による需給調整の前提である「需要見通し」をとりあげる。
 農林水産省は今年、いわゆる「令和の米騒動」の原因の一つに、「生産量と需要見通しを見誤った」ことがあったと認めている。これに基づき、需要見通しの算出方法を大幅に変更したわけだが、遅きに失したと言わざるを得ない。何故なら、従前の算出方法による需要見通しがピタリ〝的中〟したことは一度もなく、にもかかわらず20年以上にわたって見直してこなかったからだ。
 「令和9年度(2027)からの水田政策の見直し」のなかに、今回変更したからか、この「需要見通しの算出方法の変更」は加わっていない。しかし、あえて本稿でとりあげることで、一つの...
このコンテンツの残り文字数 約2,818文字
この続きは 「有料記事341-40」 をご購入いただくと閲覧できます。

このコンテンツはご購入後、10日間(2025/12/22~2026/01/01)、閲覧いただけます。

クレジットカードまたはウォレット(電子マネー)でお支払い下さい。初回のみ登録が必要です。

価格 341円(税込)


すでに購入されていますか?
決済はStripeを通して安全に処理されます。当サイトではクレジットカード情報を一切保持しません。
タイトルとURLをコピーしました