農林水産省は今年、いわゆる「令和の米騒動」の原因の一つに、「生産量と需要見通しを見誤った」ことがあったと認めている。これに基づき、需要見通しの算出方法を大幅に変更したわけだが、遅きに失したと言わざるを得ない。何故なら、従前の算出方法による需要見通しがピタリ〝的中〟したことは一度もなく、にもかかわらず20年以上にわたって見直してこなかったからだ。
「令和9年度(2027)からの水田政策の見直し」のなかに、今回変更したからか、この「需要見通しの算出方法の変更」は加わっていない。しかし、あえて本稿でとりあげることで、一つの...
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