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相場

主食用米12月下期スポット価格、関東B銘柄▲4,300円の23,050円

 米穀のスポット取引業者㈱クリスタルライス(東京都中央区)は1月5日、令和7年産米の12月下期(16~末日)主要1銘柄の取引価格を公表した。それによると、関東銘柄米が急落。60㎏25,000円を軽く飛び越え、20,000円割れを射程に捉えている。

12月下期のクリスタルライス取引価格
(関東着値、1等、包装代込み、税抜き)
関東銘柄米23,050円12月上期比▲4,300円

 CRの公表銘柄数は、取引数量の多寡に応じて変動する。その公表銘柄数が10月上期8銘柄⇒10月下期7銘柄⇒11月上期4銘柄⇒11月下期2銘柄⇒12月上期1銘柄⇒12月下期1銘柄と漸減傾向にあるということは、取引数量が減少したことを意味する。しかも残ったのが、いわゆるB銘柄。つまり安値玉なら〝買い〟が入るが、基本的に「お腹いっぱい」(在庫過多)の買い手に買い意欲がないことになる。ここにきて下げ幅が急落したのは、先に高値掴みした玉が捌けず、どれほど安くても〝買い〟に入れない(手を出せない)状況にあるものとみられる。

 我が国玄米流通の大宗を占める集荷業者-卸売業者間の「相対取引」を補完するのが、スポット取引。相対に比べればスポット取引の規模は遙かに少ないため、その取引価格はどうしても相対価格から乖離する傾向にある。また米穀卸の全国団体、全米販(全国米穀販売事業共済協同組合)の子会社である㈱クリスタルライスは、あまたあるスポット取引業者のなかでも唯一、取引価格を「公表」する存在のため、「意図的に価格を吊り上げている(あるいは押し下げている)」といった邪推を受けやすい存在でもある。
 上記の価格は、同社の取引で成約した価格を加重平均したもの。なお「関東銘柄米」の内訳は、あさひの夢、とちぎの星、彩のきずな、ふさおとめ、ふさこがねなど。

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