アイリスオーヤマ㈱(宮城県仙台市)は1月15日、グループ全体で増収増益を見込む令和7年(2025)12月期決算(速報値)を発表した。非上場企業のため自主公表にあたる。アイリスグループの増収増益は2年連続。アイリスオーヤマ㈱単体でも2年連続の増収増益となった。
| \ | 売上高(前年比) | 経常利益(前年比) | 経常利益率 |
|---|---|---|---|
| アイリスグループ全体(32社合計) | |||
| 令和7年(2025)12月期 | 7,949億円(+2.4%) | 454億円(+19.5%) | 5.7% |
| 令和6年(2024)12月期 | 7,760億円(+2.9%) | 380億円(+18.8%) | 4.9% |
| 令和5年(2023)12月期 | 7,540億円(▲4.6%) | 320億円(▲12.3%) | 4.2% |
| アイリスオーヤマ㈱単体 | |||
| 令和7年(2025)12月期 | 2,458億円(+6.1%) | 200億円(+56.3%) | 8.1% |
| 令和6年(2024)12月期 | 2,315億円(+1.5%) | 128億円(▲18.5%) | 5.5% |
| 令和5年(2023)12月期 | 2,280億円(▲9.0%) | 157億円(+11.3%) | 6.9% |
発表のなかで同社は、「食品事業やロボティクス事業のほか、アメリカの相互関税措置に伴う海外グループなどへの積極投資や、戦略的な新製品開発に取り組んだ結果、減価償却費は拡大したものの、2年連続で増収増益となった」と総括。
このうち「設備投資を重点的に進めてきた」食品事業は、売上高590億円(+40%)に伸長し、総体の増収を牽引。「社会問題となった米不足を背景に、精米の代替食としてパックごはんが好調に推移したことに加え、政府備蓄米の随意契約を締結し、いち早く販売を開始したことで事業の認知拡大に繋がった」と分析している。その上で「パックごはんや飲料を中心にアメリカやアジアへの輸出を引き続き強化」することで、令和12年(2030)12月期に売上高1,000億円、うち輸出額100億円をめざす。
令和8年(2026)12月期は、「グローバル事業における1,650万ドル超の設備体制の強化と、海外拠点の基盤強化」を表明。売上高目標としてアイリスグループ8,640億円(+8.7%)、アイリスオーヤマ単体2,727億円(+10.9%)を掲げている。
