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調査統計

昨年のコンビニおにぎり「定番の強さ」+「満足感の定着」

 (一社)おにぎり協会(神奈川県鎌倉市)は1月27日、「おにぎりサミット」の開催に合わせて「コンビニおにぎり人気調査」結果を発表した。それによると、令和7年(2025)のコンビニおにぎり市場では、「値上げ局面でも『定番の強さ』は継続、一方でボリューム/プレミアム、健康感、冷凍展開など〝時代対応〟も鮮明となり、『満足感の定着』に向かっている」と分析している。

 調査対象のコンビニチェーンは、㈱セブン‐イレブン・ジャパン、㈱ファミリーマート、ミニストップ㈱、㈱ローソンの4社。令和7年(2025)のコンビニおにぎりは、4社いずれも「ツナマヨ」が1位となった。前年と同様なのだが、「ツナマヨ」価格は4社いずれも上昇している。つまり、「価格は上がっても、上位の顔ぶれは変わらない」結果となった。おにぎり協会では、「おにぎりは味が想像しやすいものに支持が集まる傾向にあるため、多くの人が食べてきた定番メニューに人気が集まる。これらが〝失敗しにくい味〟ではなく、生活者が忙しい日常のなかで〝短時間で満足が得られる選択〟として機能している点に注目している」としている。

 ローソンの通年ランキングにプレミアム商品が入り、高付加価値帯も堅調。一方で、ローソン、ファミマート、ミニストップでは〝大きい系〟が伸長・好調。ここから、「『ボリューム/プレミアム』が〝選択肢〟ではなく〝日常の定番〟になりつつある」と分析。
 また「米や海苔をはじめとする原材料の高騰を受け、定番商品の値上がりが進む一方、消費者の懐事情にあわせて低価格帯おにぎりのメニューが増加」、「ローソンは食品ロス削減や物流効率化を目的に、冷凍おにぎりの展開を全国に拡大。短い賞味期限を前提とするカテゴリーで、流通設計の変化が具体化している」とも。

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