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調査統計

昨年の農産物・食品輸出額、13年連続で過去最高更新

 農林水産省は2月3日、昨年1年間の農林水産物・食品の輸出額が過去最高を更新したと発表した。13年連続の過去最高更新にあたる。輸出総額1兆7,005億円(前年比+12.8%)。国の目標である2兆円には届かなかったものの、令和12年(2030)5兆円の目標を「達成不可能とは考えていない」(鈴木憲和農相)としている。
 発表によると令和7年(2025)の輸出実績は、「主要輸出先国・地域のすべてで前年比プラスを記録」した。このうち「アメリカ向けは、4月から関税措置が導入されたものの、緑茶や牛肉に対する旺盛な需要を背景に増加した」ほか、「日本産水産物の輸入規制の影響が残る中国向け」も、日中関係に影響を与えた首相発言が昨年の後半だったことから暦年実績としては増加している。また「品目別では牛肉、米、緑茶、ぶりなどが過去最高を記録」「国・地域では、アメリカ、台湾、韓国などが過去最高を記録」した。
 関係者に対する聴き取りの結果として、輸出増加の要因を「日本食への関心の高まり、インバウンドによる日本食の認知度向上、健康志向の高まりなどを背景に、既存商流における取扱量の拡大や新規商流の獲得などに繋がった」と分析している。
 なお援助米を除く「米」も、13年連続で過去最高を更新、138億80百万円(前年比+15.4%)を記録した。ただし国産米の価格高騰を背景に、伸び率は鈍化している。

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