全農は2月3日、業務用多収の水稲新品種「ZR2」を発表した。農研機構(農業・食品産業技術総合研究機構)と共同開発した中生の主食うるち。交配組合せは、現時点では非公表。令和5年(2023)12月に発表した同様な業務用多収品種「ZR1」が早生なのに対し、異なる作期(中生)に対応するため開発したもの。令和10年産までに関東~西日本を中心に500ha、令和12年産までに2,000haの作付をめざす。
10aあたり収量は、標準施肥で687㎏、多投施肥で739㎏、現地試験(茨城県水戸市)で最大766㎏の記録がある。早生の「ZR1」だと標肥663㎏、多肥767㎏、現地試験(秋田県大仙市)で最大823㎏の記録があった。まず「似たような多収品種」と言ってよく、概ね「コシヒカリより約2割多収」と標榜している。いもち病と縞葉枯病に対する抵抗性を備え、良食味な点も共通している。
品種名の由来は、「今後の日本を担う若い世代(Z世代)をはじめとした生産者・消費者に広く浸透して欲しいという思いから、全農(ZEN-NOH)が開発した究極の米(Rice)の第2号」。
全農と農研機構が共同開発、業務用多収の水稲新品種「ZR2」
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