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相場

【米穀なう相場】新潟が示した令和8年産〝先行指標〟

 令和7年産米スポット相場の下落幅が先週、わずかながら弱まった。「もはや既定路線、到達は時間の問題」と言われていたレッドライン「60㎏20,000円割れ」を目前に、足踏みに入った恰好だ。「いくら何でも下がり過ぎ」ということもあるが、「必ず到来するはずの底値」が近いからでもある。
 そもそも、ここまでスポット価格が下落を続けてきた原因の一端は、〝底値〟の目安となる先行指標が不在だったことにある。例年この先行指標となるのは、翌年産の政府買入価格なのだが、令和8年産政府備蓄米買入入札は、一向に公示されない。そのため底値が見えず、どれだけ下がっても〝買い〟に入れない「困惑相場」が続いていた。そこへ現れたのが、米のプライスリーダー、全農新潟県本部による「下限価格」設定の表明だ。
 いや、明確な水準はまだ明らかにしていないのだが、設定を表明した時点で朧気ながら先行指標は見えてくる。ただスポット価格がピタリ下げ止まらず、下落幅を弱める程度にとどまったのは、誤解からくるデマが横行してしまったためだ。ここのメカニズ...
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