4月の飲食料品は、今年初の値上げラッシュを迎えることが分かった。㈱帝国データバンク(東京都港区)が3月317日に公表した定期調査結果(レポート)によるもの。それによると4月の飲食料品の値上げ品目数は2,798品目。単月の値上げ品目数が2,000品目を超えるのは昨年10月以来6か月ぶりで、今年に入ってから初の値上げラッシュとなる。ただ4月としては前年(4,225品目)を1,427品目(33.8%)下回るほか、調査開始以来4月としては2番目に少ない水準。「飲食料品における値上げの勢いは、前年に比べて小康状態で推移した」としている。
今年、令和8年(2026)の値上げ予定品目数は、7月までの判明分で5,729品目。前年同期時点で1万点を超えていた値上げ予定品目数に比べ、5割減のペースで推移していることになる。ただ「菓子類などで『減量値上げ』が散見されるほか、米をはじめ原材料高の影響で価格を引き上げるケースが多い」。さらにアメリカとイスラエルによるイランへの攻撃で、ここにきて「原油供給の不安定化による包装資材やエネルギー高への警戒感も高まっており、鈍化傾向にあった値上げの動きが、年後半に再び強まる可能性がある」とも。
月別値上げ品目数の推移

