米のDNA品種判別をはじめ受託検査サービス、検査試薬開発販売を手がけるビジョンバイオ㈱(福岡県久留米市)は8月4日、米品種判別検査の鑑定可能品種数を拡充すると発表した。同日から15品種を追加、国内最多の鑑定可能品種数を更新、合計673品種とした。
米のDNA品種鑑定は、「対象品種の原種DNAと一致すること」と「対象品種以外の原種DNAと一致しないこと」を判定基準としている。このため検査精度を高めるためには、鑑定可能品種数の多寡がカギになる。ビジョンバイオ㈱の米DNA品種鑑定は、異品種混入の有無を確認する定性検査で1万2,000円(税別)からラインナップしている(検査日数は5~6営業日程度)。
今回追加したのは、うるち9品種、もち2品種、酒米(酒造好適米)4品種の計15品種。拡充後の鑑定可能673品種の一覧は以下の通り。
ビジョンバイオ、米DNA品種鑑定可能数の最多更新で673品種
