東京23区唯一の酒蔵、東京港醸造(㈱若松、東京都港区)は11月5日、純米吟醸酒「Sustainable Sake Project Air」を発売した。サステナブル酒造りシリーズ「Sustainable Sake Project」の第2弾にあたる。第1弾では、洗米工程をなくして水使用量を従来の14分の1に削減する「無洗米醸造法」に挑戦。第2弾の今回は、〝水そのもの〟のあり方を見直し、「空気由来の水で酒を仕込む」試みを実現した。㈱アクアム(東京都渋谷区)製の空気製水器「Air Drip Water AQ-20XR」で製水した水で仕込んでいる。
酒米(酒蔵好適米)に兵庫産「山田錦」を100%使用して60%まで削った純米吟醸酒で、アルコール度数15%、290ml、消費税別1,600円。日本酒特化型のクラウドファンディングサービス「SAKEクラファン」で、11月30日まで120本の限定販売。

