米穀機構(《公社》米穀安定供給確保支援機構、東京都中央区)は11月10日、今年10月時点でのDI(米取引関係者の判断指数)を公表した。それによると、「±0」だった価格の現状DIを除いて一斉に下落、いずれも良否均衡ラインの「50」を下回った。つまり需給が現状も見通しも大幅に緩和されたことで、今度は価格の下落を心配し始めたことになる。
DI(Diffusion Index)とは、アンケート回答者の判断や方向性を指数化したもの。
| \ | 10月 | 前月比 増 減 | |
|---|---|---|---|
| 需給 DI | 現 状 DI | 42 | ▲12 |
| 見通し DI | 35 | ▲10 | |
| 価格 DI | 現 状 DI | 91 | ±0 |
| 見通し DI | 39 | ▲18 | |

