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おにぎり協会が「タイプ別・受験応援おにぎり」

 (一社)おにぎり協会(神奈川県鎌倉市)は11月12日、協会アンバサダーの料理家・尾田衣子氏による「受験期の子どものタイプに合わせた〝朝を支えるおにぎり〟」を発表した。11月18日の「おにぎりの日」に合わせたもので、農林水産省『ニッポンフードシフト「朝ごはんから日本を考える。」』と読売新聞「朝から日本を考える。」との連携によるもの。

 ◆ ガス欠タイプ(朝が弱い・食欲が出にくい)……朝になると「お腹すいてない」「食べたくない」と言いがちで、脳へのエネルギー供給が遅れやすいタイプ。夜遅くまでの勉強や緊張で自律神経が乱れ、血糖値が上がりにくいことが原因の一つ。ポイントは〝ひと口で脳にエネルギーを届けること〟。
 ⇒ 鮭とわかめの雑穀おにぎり……鮭のビタミンB群+雑穀の鉄分・亜鉛で持久力アップ。油あげとほうれん草の味噌汁で朝の代謝をサポート。

 ◆ 爆発タイプ(感情の波が激しく集中が途切れやすい)……「朝は元気なのに、急にイライラ」「テスト前に不安定になる」など、気持ちの浮き沈みが出やすいタイプ。血糖値の乱高下や腸内環境の乱れが影響している場合がある。朝食で〝安定したエネルギー供給〟を意識することが大切。
 ⇒ 雑穀ツナアボカドおにぎり……アボカドの良質脂質で血糖の乱高下を防ぎ、しめじの味噌汁とキャベツの塩昆布和えで腸を整えます。

 ◆ ぽかぽか不足タイプ(冷え・疲労・代謝の低下)……寒さや疲れで朝から体が動かない、手足が冷たいタイプ。血流や代謝が落ちていると、脳への酸素供給が不足し、集中力や判断力にも影響する。〝温める食材〟で代謝を高めることが鍵。
 ⇒ 豚みそおにぎり……豚肉のビタミンB1と味噌・ごまの組み合わせで代謝促進。根菜味噌汁と生姜白菜漬けで体ぽかぽか。

 ◆ 消化不良タイプ(胃腸が弱く食後に眠くなる)……「朝食を食べると眠くなる」「胃がもたれる」という声が多いタイプ。夜遅くの食事やストレスで胃腸機能が低下していることがある。〝やさしく整える〟朝食で、内臓のリズムをリセット。
 ⇒ 梅しらすおにぎり……梅のクエン酸で胃を活性化し、しらすで消化の良いたんぱく質を補給。大根と豆腐の味噌汁でホッと一息。

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