おこめ業界用語(リンク)
施策・政策相場

1月の23区5kg精米価格、非コシも4,000円台に突入

 米価高騰――東京23区の5kgあたり精米価格が、過去最高を更新し続けている。総務省が1月31日に公表した1月の小売物価統計(東京都区部のみ)によるもの。調査対象区分は「コシヒカリ」と「コシヒカリ以外」。

 1月のコシヒカリ価格は前月比+167円の4,185円で、現在の形で調査を始めた平成22年(2010)1月以来の最高値を7か月連続で更新した。「コシヒカリ以外」は+183円の4,051円、コシヒカリより1か月遅れで4,000円台に達した。こちらは9か月連続の最高値更新。
 ともに上昇率は鈍化傾向にあったが、ここにきて再び微妙に跳ねており、「米価高騰」がまだまだ続いていると言える。また昨年10月と11月は、これまた史上初めてコシ価格が非コシ価格をわずかながら下回ったものの、12月は大きく抜き返し、さらに差を広げている。

タイトルとURLをコピーしました