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令和6年産1月の相対価格25,927円、続く最高値更新

 令和6年産米の相対あいたい取引価格が、過去最高値を5か月連続で更新した。農林水産省は2月19日、令和6年産米の相対取引価格・契約数量を公表した。それによると今年1月の全銘柄加重平均価格(運賃・包装代・消費税を含む玄米60㎏当り1等米価格)は、前月比+1,262円、前年同月比+10,569円の25,927円となった。25,000円台に達したのはもちろん初めて。前年比上昇幅が1万円台に達したのも初めてのことだ。
 一方、今年1月の相対取引数量は15万9,544tで、前月比▲22.5%、前年同月比▲30.6%にあたる。前月比、前年比とも、ついにマイナスに転落した。累計数量の前年比増加幅は+25.3%で、圧縮が続いており、「令和の米騒動」に伴う〝早喰い〟で出来た貯金も、残り少なくなっている。

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