清酒メーカーの月桂冠㈱(京都府京都市)は2月25日、日本酒商品「果月」のリニューアルを発表した。3月17日から全国発売する。リニューアルでは、「『果月』の大きな特長である甘くジューシーなテイストはそのままに、甘味・酸味・旨味のバランスを整えることで、より日本酒らしい香味を実現」したとしている。「果月 純米」「果月 生詰」の2種で、ともに720mL瓶、アルコール分12~13度、参考小売価格1,169円(消費税別)。
果月 純米 「桃のようなみずみずしい香りととろけるような甘さ、純米酒らしい飲みごたえが特徴」で、「甘味と酸味が絶妙に調和したジューシーな味わいに加え、後半に現れる純米酒らしい飲みごたえも堪能できる」としている。
果月 生詰 「メロンのような甘くジューシーな香味とすっきりとしたあと味が特徴」で、「濃厚な甘みの中に爽やかさも感じられ、まるでメロンを食したような味わいを堪能できる」。日本酒では、搾った後と瓶詰め前の二度にわたって火入れ(加熱処理)するのが通常だが、この商品は瓶詰め前に火入れしない「生詰」で製造。このため「日本酒らしいフレッシュですっきりとしたあと口も楽しめる」という。
