米袋専門メーカーの㈱アサヒパック(大阪府大阪市)は3月18日、令和6RY(米穀年度、令和5年11月~令和6年10月)の1年間で、GHG(温室効果ガス)のうち約120tのCO2削減に寄与できたと発表した。
米袋の素材は、ポリエチレンを2層貼り合わせた「ポリポリ」が一般的。これに対しアサヒパックでは、製造時のラミネートとエイジングが不要な「SFポリ」(Super Engineering Plastic)を提案してきた。省いた工程分のCO2排出量削減に繋がり、価格も抑えられるためだ。令和6RYの1年間にアサヒパックが受注した「SFポリ」製品が、全て「ポリポリ」製品だった場合と比べて計算すると、「約120tのCO2削減」と弾き出すことが出来る。

