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相場

堂島・現物コメ指数、令和6年産3月▲296円の26,946円

 ㈱堂島取引所(大阪府大阪市西区阿波座)は3月31日、3月の令和6年産「現物コメ指数」を、前月比▲296円の「26,946円」と発表した。これだけ米価高騰が叫ばれているさなかの反落。指数先物の算定方法に対する疑問を誘発しかねない。
 「現物コメ指数(主食用平均米価)」は、「米指数先物取引(堂島コメ平均)」の対象であり、かつ最終決済数値(値段)となるもの。農林水産省が公表する毎月の相対取引価格(全銘柄加重平均)に米穀機構DIをかけ合わせることで、翌月の相対取引価格を予測する。建値は、東京または大阪着値、1等、包装代込、税込み60㎏あたり。
 堂島の委託を受けた(公財)流通経済研究所が算出、毎月最終営業日の午後3時、堂島のwebサイトで公表する。算出方法は下表の通り。

係数
前々月から前月の相対取引価格の変化率不採用
前月の相対取引価格1.04926
米穀機構・需給DI現状不採用
米穀機構・需給DI見通し-0.05165
米穀機構・価格DI現状不採用
米穀機構・価格DI見通し0.11270
切片-0.71308
※p値が0.05を超える場合は採用しない原則
《参考数値》
相対取引価格(1月)25,927円
相対取引価格(2月)26,485円
米穀機構・需給DI現状(2月)89
米穀機構・需給DI見通し(2月)72
米穀機構・価格DI現状(2月)95
米穀機構・価格DI見通し(2月)54
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