(一社)日本フードアナリスト協会(東京都千代田区)は4月15日、第86回(令和7年《2025》4月期)「ジャパン・フード・セレクション」受賞商品を発表した。「食品・飲料部門」で受賞した米穀関連商品は以下の通り。
「ジャパン・フード・セレクション」は日本初の食品・食材評価制度で、2万3,000人のフードアナリストが100のチェック項目で得点をつける絶対審査方式で評価、毎月表彰している。
【グランプリ】
明日香野 よもぎあんこ餅
明日香食品㈱(大阪府八尾市)
《評価されたポイント》
△手に取った時の商品の柔らかさが気持ちをワクワクさせる
△餅の伸びと腰のある食感が好ましく、食べ応えがあって良い
△よもぎの風味が良く、粒あんとの相性もベストである
△中身の粒あんも甘さ控えめで素材の味が生かされている
△柔らかすぎず腰があり、その食感に強い満足感がもたらされる
△おやつなどに最適な価格帯、味と価格のバランスが良い
△低価格での提供が実現できていて、リピート購入が期待できる

【グランプリ】
鶏卵せんべい
深川養鶏農協(山口県長門市)
《評価されたポイント》
△懐かしい味で、安心して食べられる商品である
△パッケージが明るく楽しくて食べるときに気分が上がる
△開封後のゴミが少ない作りにしているところが良い
△コストパフォーマンスがとてもよく、お土産などに最適
△原材料の使い方やパッケージなど、随所に配慮がある
△わかりやすくシンプルな食材を安全に加工している
△お土産や手土産はもちろん自宅用にも使い勝手がよい

【グランプリ】
米粉ろおる スノーホワイト
㈱JR東日本クロスステーション(東京都渋谷区)
《評価されたポイント》
△甘すぎず上品な味で飽きずに最後まで食べられる
△スポンジがふんわりもちもちで良い食感なので楽しい
△米粉のスポンジ、豆乳クリームが健康志向に合っている
△真っ白な商品にスノーホワイトの名前がピッタリである
△十日町産魚沼コシヒカリ100%の米粉で地域性を活かしている
△アレルギーを持つ消費者も安心して食べられる
△新潟十日町をブランドとして発信することに期待できる

【グランプリ】
阿賀の白雪餅
(農)濁川生産組合(新潟県新潟市)
《評価されたポイント》
△新潟県産こがねもち100%使用で、もち米本来の甘みがある
△昔ながらの杵つき製法により、コシと粘りが優れている
△白雪のような純白な色合いが高級感を演出し、購買意欲をそそる
△しっかりとした弾力と伸びの良さで、噛むほどに美味しさがアップする
△透明パッケージが中身の美しさを強調し、視認性が高い
△徹底した品質、衛生管理の取り組みで安心感を提供している
△ネーミングが地域性と品質の高さを表現している
