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事件

東洋ライスが「金芽ロウカット玄米」の類似品に注意喚起

 米穀販売業者であり精米機メーカーでもある東洋ライス㈱(和歌山県和歌山市)は4月25日、自社商品「金芽ロウカット玄米」と「類似した商品が、販売・流通しているのが複数確認されている」と発表した。「これら類似品は弊社商品とパッケージの商品説明内容などにおいて似ている」ものの、「当社が製造したものではない」とした上で、これら類似品に対し、「当社では保証・返品・交換などの対応は一切できない」、「当社では責任を負いかねる」としている。
 「金芽米」は、米粒表面に亜糊粉層を残した白米。「金芽ロウカット玄米」は、玄米粒表面の硬く防水性の高いロウ層を除去した玄米。ともに東洋ライスが独自の加工技術で開発したもので、当然のことながら特許権などの知的財産権を取得している。このため類似品の発見や、知的財産権の侵害に対しては「販売停止を求めていく」など、強い姿勢を覗かせている。
 〝本物〟であることの特徴は、パッケージの表面または裏面に以下が明記されていること。
●「販売者」または「製造者」として「東洋ライス株式会社」と明記
●「『金芽』『ロウカット玄米』は、東洋ライス株式会社の登録商標です」と明記

〝本物〟
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