中小の小売向け備蓄米の随意契約、まだ101社１万3,633ｔ

　農林水産省は、中小の小売業者を対象とした随意契約による政府備蓄米売渡数量を、６月５日午後６時現在で101社１万3,633ｔと発表した。前日比＋36社、＋5,116ｔとなったものの、放出予定である令和３年産８万ｔの17.0％に過ぎない。申込が殺到したため、なお審査に時間がかかるものとみられる。
　内訳は、「精米能力を有する米穀小売店」（２万ｔ枠）51社4,519ｔ（＋30社、＋2,746ｔ）、「中小の小売業者」（６万ｔ枠）50社9,114ｔ（＋17社、＋2,370ｔ）。