(一社)日本フードアナリスト協会（東京都千代田区）は６月16日、第88回（令和７年《2025》６月期）「ジャパン・フード・セレクション」受賞商品を発表した。「食品・飲料部門」で受賞した米穀関連商品は以下の通り。
「ジャパン・フード・セレクション」は日本初の食品・食材評価制度で、２万3,000人のフードアナリストが100のチェック項目で得点をつける絶対審査方式で評価、毎月表彰している。
【グランプリ】
特撰 鱒乃寿し 銘々包み
㈱青山総本舗（富山県富山市）
《評価されたポイント》
△一片の形状が三角なので子供も手に持って食べやすい
△富山名産の鱒寿司を切り分けられているのが素晴らしい
△全体の酸味もちょうどよく、１ピースのサイズ感が良い
△笹の香りに癒され、風呂敷包みに高級感がある
△個包装がトレンドに合っている
△高級酢を使って、他店と差別化を図っている
△企業努力によりコストが抑えられている
【グランプリ】
日本のお米でつくった
ホットケーキミックス
栗林食産㈱（兵庫県加古川市）
《評価されたポイント》
△小麦アレルギーの子ども向けの商品としての出発が素晴らしい
△米、てんさい糖、バニラの風味がシンプルに伝わってくる
△「日本の」の文字で安全性を非常に強く感じる
△家族や仲間と一緒に手軽に楽しめる
△ブランディングに計画性があり、戦略の想いを感じる
△アレルギーの方や健康志向の方にも注目される商品である
△親近感のある商品で好感が持てる
【グランプリ】
冷凍 焼鯖鮨
㈱京樽（東京都中央区）
《評価されたポイント》
△ふっくらとした焼鯖の香ばしさとシャリの酸味が絶妙である
△焼き鯖の旨味としゃりのバランスが良い冷凍の押し寿司である
△解凍後も冷凍とは思えない食感と風味が維持されている
△ネーミングがシンプルでわかり易く、また親しみやすい
△パッケージもシンプルで中身が見えて取り扱いがしやすい
△京樽ブランドの信頼性が品質保証に繋がっている
△２貫づつ切り分けられ、個包装されているところがありがたい
