日本生協連(日本生活協同組合連合会、東京都渋谷区)は6月26日、コープ商品の米のパッケージを刷新、植物由来ポリエチレン包材に切り替えると発表した。第1弾として、米袋に植物由来ポリエチレンを使用しエコマーク認定を取得した「CO・OP新潟佐渡コシヒカリ5㎏」の普通精米と無洗米の2商品などを、7月から順次コープデリ連合会(コープデリ生活協同組合連合会、埼玉県さいたま市)加盟の生協で発売する。

今後、生活協同組合ユーコープ(神奈川県横浜市)、生活協同組合連合会コープきんき事業連合(大阪府大阪市)加盟の各生協で販売する5㎏商品にも拡大していく運び。刷新する包材は植物由来ポリエチレンを25%以上使用した米袋で、今年度中に切替を予定している34商品を合計すると、年間およそ37tの石油由来プラスチック使用量を削減できるという。