7月の飲食料品の値上げ品目数が、7か月連続の前年超えとなる2,105品目にのぼることが分かった。㈱帝国データバンク(東京都港区)が6月30日に公表した定期調査結果(レポート)によるもの。それによると、単月の値上げ品目数としては3か月ぶりに2,000品目を突破した。また7か月連続の前年超えは令和5年(2023)2~7月を上回り、最長記録を更新した。
令和7年(2025)通年の値上げは、11月までの公表分で1万8,697品目にのぼり、前年の通年実績(1万2,520品目)を49.3%上回っている。
帝国データバンクでは、「今年の値上げ品目数は、早ければ7月にも、2年ぶりに年間累計2万品目を超えるものとみられる」とした上で、「令和4年(2022)の通年実績(2万5,768品目)に並ぶ水準に到達する可能性もある」としている。
月別値上げ品目数の推移(27か月推移、6月30日時点)
