農林水産省は7月2日、精米業者を対象にした搗精余力調査結果を公表した。それによると最大で1日およそ1万tの搗精が可能であることが明らかになった。現時点で回答のあった468業者534工場(730ライン)のうち、搗精余力率50%超が280ラインにのぼっていることを根拠にしている。
この「搗精余力率」は、報告のあった6月1~15日の精米機の稼働率を示したもので、約400業者が「搗精に余力がない」と回答している。農水省は、この「搗精余力がない」と回答した業者を、「㈱神明、木徳神糧㈱、㈱ヤマタネ等」と、わざわざ大手業者名を名指しで発表している。




